日本のエーゲ海から山あいの温泉キャンプへ
和歌山ドライブ旅・円満地公園オートキャンプ場&那智の滝
白い岩肌がまぶしい「白崎海洋公園」で車中泊キャンプを楽しんだ翌日、
私たちは和歌山の山あいへ、さらに足をのばすことにしました。
目指すのは、川のせせらぎが心地よい静かな「円満地公園オートキャンプ場」。
山に囲まれたのんびりとした環境で、ちょっとした秘境感も魅力です。
道中では、見晴らしのいい海沿いを走ったり、地元ならではの道の駅に寄り道したり。
美味しいソフトクリームを食べて、かわいいヤギにも出会いました🐐🍦
旅の締めくくりには、世界遺産「那智の滝」へ。
自然と触れ合い、美味しいものに癒される──
そんな和歌山ドライブ旅2日目の記録を、写真とともにお届けします。
前回の記事はこちら 👇
次のキャンプ地へ|円満地公園オートキャンプ場
白崎海洋公園をあとにして、次に向かうのは「円満地公園オートキャンプ場」。
山あいにある、のどかで自然に囲まれた静かなキャンプ場です。
その前にちょっと寄り道したのが、和歌山屈指の景勝地「橋杭岩(はしぐいいわ)」。
海岸線にそびえ立つ奇岩群が圧巻で、まるで大昔に誰かが橋を作ろうとして並べたような、不思議な光景が広がっています。
干潮時には足元まで近づけるので、写真好きにもおすすめの絶景スポット📸
🚙道中のおすすめ立ち寄り:
- 橋杭岩(串本町)|海に並ぶ奇岩群。国の天然記念物にも指定されている名所
- 駐車場・トイレもあり、休憩にもぴったりの立ち寄りスポット

その後は山道をくねくね進んで、キャンプ場を目指します。
川沿いの緑道を走っていると、街の喧騒がどんどん遠くなり、自然の音だけに包まれるような感覚に🌿
ただし、ちょっと注意したいのが、キャンプ場の設備。
この「円満地公園オートキャンプ場」には温泉施設はなく、設置されていたコインシャワーも残念ながらお湯が出ませんでした💦
現地でお金を入れても無反応で、ボイラーなどのスイッチも見当たらず…。
今公式サイトを見てもコインシャワーの記載がないため、もしかすると使用停止中なのかもしれません。
白崎海洋公園オートキャンプ場では普通にシャワーが使えただけに、ちょっぴり残念ポイントとなりました。
到着!静かな山のキャンプ場でのんびりタイム
午後、車を山の中へと進めていくと、川のせせらぎが聞こえる静かな空間に「円満地公園オートキャンプ場」は現れました。
ここは山に囲まれた静かなロケーションで、街の音は一切届かず、ただただ鳥の声と風の音が心地よく響きます。
「今日はここで静かに過ごそう」と、自然とゆったりモードに切り替わるような場所でした🌿
テントサイトは木立の中にあり、プライベート感あり◎
各サイトは広々としており、木々に囲まれているため視線も気にならず、ほどよいプライベート感がありました。
木陰も多く、暑さ対策にも◎。川沿いを散歩したり、ベンチで本を読んだり、
思い思いの時間が過ごせます。
ヤギの「ユーコ」にも会えました🐐💕
入り口近くには、なんとヤギが!

名前は「ユーコ(♀)」ちゃん。翌朝は柵越しにそっとごはんをあげると、ぺろぺろと食べてくれました。(ちょっとがっついていた?)
まさかキャンプ場でヤギとふれあえるとは思っておらず、ちょっと得した気分に✨
子ども連れの方にも、きっと楽しいポイントになるはずです。
📸写真スポットとしてもかわいくて癒されます。


🌌 川の音で眠る夜|満天の星空と静かな時間
川のせせらぎに包まれる、静かな夜がやってきました。
日が暮れると、キャンプ場は驚くほど静かになります。近くの川の音だけが、やさしく聞こえてくるような感覚。山間のキャンプ場ならではの“静寂”が、ここには広がっていました。


そして空を見上げると、そこには満天の星空✨
街灯の光が少ないこの場所では、都会では見えない星たちがびっしりと広がっていて、あまりのきれいさに言葉を失いました。
日中に見たウォータースライダーとプール(※5月はまだシーズン前でお休み中)も、夜になるとしんと静まり返り、ちょっとした秘密基地のような雰囲気に。プールを見ると、夏には子供たちが元気いっぱい遊んでいる様子が想像できますね🌈


⛺夜のテントサイトは風も少なく、寒さも思ったほどではなかったので、ぐっすりと眠ることができました。
山の夜はちょっとひんやりするけれど、寝袋にくるまって星を見ながら過ごす時間は、ほんとうに贅沢です。
那智の滝へ|迫力満点のパワースポット
円満地公園オートキャンプ場を後にして向かったのは、熊野那智大社や青岸渡寺のある「那智山エリア」。ここには、日本一の落差を誇る「那智の滝(落差133m)」があります。
この日は天気もよく、世界遺産の名にふさわしい雄大な自然が出迎えてくれました🌿

駐車場探しからスタート|空きは早い者勝ち
山道を登っていくと、道沿いに点々と駐車場が。どこもほぼ満車で、なんとか空きスペースを見つけて500円で駐車(相場はおそらく周辺一律)。ゴールデンウィークなどの連休中は特に混雑するため、早めの到着がオススメです。
駐車場からは、木々の美しさを見ながらの気持ちいい道を抜けて、那智の滝方面へ。木漏れ日が心地よく、歩くだけで癒されるような静けさと緑のパワーを感じました🍃


那智の滝|まるで「神の水」が流れ落ちる場所
那智の滝は、ただの大きな滝ではありません。滝の背後はなんとマグマが作った「火成岩の壁」。岩盤の固さがそのまま滝の高さになっているという、地質的にもとても珍しいスポットです。
滝の成り立ちを解説する看板(写真)には、プレートが押し合って盛り上がった地形とマグマの流入がどう作用したかが丁寧に書かれていて、読み応えあり。理系好きにはたまりません!

滝の見学自体は無料で、遠くからでもその迫力は十分伝わってきました。より近くで見られる「お滝拝所」は有料(大人300円、子ども200円)ですが、音や水しぶきまで体感できるので、時間に余裕があればぜひ。
三重塔と滝の絶景ショット📸
那智の滝を背景にした「青岸渡寺・三重塔」の風景は、写真でも何度も見ていた憧れの構図。実際に立ってみると、滝の高さ・山の深さ・塔の美しさがひとつに調和して、胸にじんとくる景色でした。

階段はややハードですが、登りきった時の景色と達成感は格別です。
熊野那智大社と表参道を通って下山
三重塔からさらに登ると、熊野那智大社へ。朱色の大鳥居と石段が、私たちを迎えてくれました⛩️大きくて素敵でしょう。

ここをぐるりとして、あとは表参道を下って駐車場方向へ。階段は気を付けて歩いてください。
那智黒ソフトクリームで一休み🍦
帰り道の途中、気になっていた「那智黒亭みむろ」さんで、名物「那智黒ソフトクリーム」をいただきました。那智黒飴に使われている黒糖を使用したという本格派の味!
黒糖の風味が濃厚だけどくどくなく、疲れた体に染み渡るおいしさでした。

お店の方もとても親切で、観光客にも地元のような温かさを感じさせてくれる場所でした。お昼ごはん用に「めはり寿司」も購入。包みの中には、高菜にくるまれたご飯がぎゅっと詰まっていて、素朴で優しい味でした🍙
キャンプに役立った車載冷蔵庫を紹介
今回の2泊3日の車中泊キャンプ旅では、「車載用冷凍冷蔵庫」が大活躍でした!
日中は移動も多く、夜は電源サイトやポータブル電源で稼働。冷蔵・冷凍を分けて使えたおかげで、朝食・昼食・おやつ・ドリンクなどが快適に楽しめたのが本当にありがたかったです。
✅ 今回使ったのはこの2台
- EENOUR 車載用冷蔵庫 D35(冷蔵用)
- EENOUR 車載用冷蔵庫 D45(冷凍用)
リンクはこちら:
👉 EENOUR 車載用冷蔵庫 D35 / D45 (楽天)
容量たっぷりなのに省スペースで、冷却力も文句なし。キャンプだけでなく、災害時の備えとしてもおすすめできます。
🏠 実は自宅でも活躍中!
この車載冷蔵庫をキャンプで使って「これは便利!」と実感してからは、自宅でもサブ冷凍庫として使うようになりました。
特に夏場は、冷凍ごはんやおかず、アイス、保冷用の氷などで冷凍庫がいっぱいになりがち。
そんな時、この車載用冷凍庫が“ちょうどいいセカンド冷凍庫”として大活躍しています🍧✨
また楽天では、車載用冷蔵庫のバリエーションも豊富なので、サイズや価格で比較したい方は👇こちらも参考に。
👉 楽天市場で「車載用冷蔵庫」を探す
🧭 まとめ|自然と触れ合い、心に残る和歌山キャンプ旅
今回のキャンプ旅は、白崎海洋公園の絶景オートキャンプ場から始まり、円満地公園の静かな山あいのキャンプ場を経て、那智の滝という圧倒的な自然のパワーで締めくくる、心も身体も癒される2日間となりました。
- 白く美しい岩に囲まれた白崎海岸でのキャンプ体験
- 川のせせらぎに包まれて眠る円満地公園オートキャンプ場の夜
- 世界遺産・那智の滝で味わった大自然の迫力と浄化感
- 道中の美味しいグルメや地元の人とのふれあい
自然に包まれながらも、ポータブル電源や車載冷蔵庫といった便利アイテムを活用することで、快適さと安心感を両立できました。
今後も、こうした“癒される自然”と“ちょっと便利”をかけ合わせたキャンプ旅を、マイペースに楽しんでいきたいなと思います🌿✨
🏕 円満地公園オートキャンプ場の地図
🔗 Googleマップリンク:
👉 円満地公園オートキャンプ場を地図で見る
🌊 那智の滝の地図
🔗 Googleマップリンク:
👉 那智の滝を地図で見る
🔗 関連リンク・前回の記事もあわせてチェック!
📝 あとがき|自然とつながる時間を、もっと気軽に
今回の旅では、海・山・滝という異なる自然の表情を、一度に体験することができました。
キャンプというと、ちょっと大変そう…と思われる方も多いかもしれませんが、便利な道具を少し取り入れるだけで、ぐっと気楽に楽しめるようになります。
ポータブル電源や冷蔵庫があると、「いつも通り」が自然の中に持ち込める感覚。
そして、そうした安心感があるからこそ、自然の音や風景にじっくり心を向けられるんだなと、あらためて感じました。
旅先で感じたこと、気づいたこと、小さな失敗もふくめて、こうして記録に残せるのがブログのいいところですよね😊
この記事が、これからどこかへ出かけたいな〜と思っているあなたのヒントになればうれしいです。
ではまた、次の記事で🌿
