旧伊勢神トンネル、味わいのある車一台分しか通れない国の登録有形文化財のトンネル

伊勢神トンネル入る前 史跡
旧伊勢神トンネル
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旧伊勢神トンネルとは

愛知県豊田市の北東にある国道153号線沿いから外れた所にある古いトンネルです。旧伊勢神トンネルは通称で、伊世賀美隧道(いせがみずいどう)といいます。

古くからあるトンネルで、昔は生活道路のように馬や人が行き来していたらしいです。

旧伊勢神トンネルは愛知、長野両県を結ぶ飯田街道の旧道にある。かつては伊勢神峠を人や馬が歩いて越えていたが、1897年に長さ308m、幅3.2mの伊世賀美隧道が完成し、荷馬車による荷物の運搬が行われた。

引用:中日新聞 心霊スポット?旧伊勢神トンネルの秘められた歴史 怪談生み出す人の心とは

1897年って明治30年、そんな昔にトンネルを造ったんですね。2000年に、国の登録有形文化財になりました。

確かに、トンネルは風情がありました。何か心霊スポットって言われているらしいですが、その古い石造物がそういう味わい深い雰囲気を出していますね。総花崗石造りで造られているので、歴史的価値としても楽しめるかもしれません。ちょっと暗いですが・・。雰囲気は、動画をご覧ください。

旧伊勢神トンネルへの道

旧伊勢神トンネルは国道153号線沿いの愛知県豊田市小田木町を通り過ぎ、連谷町から入って行きます。連谷町はあっという間なので、小田木町方面としました。長野県側から行く場合、新伊勢神トンネル手前を右に曲がります。すぐにトンネルがあるわけではありません。3,4分は狭い道を通ってトンネル入り口まで行きます。

旧伊勢神トンネルの道順

豊田市明川町の方から行く場合、新伊勢神トンネル手前のドライブイン伊勢神を通り過ぎたらすぐ右に曲がって入って行きます。こちらからもぐるっと回って2,3分でトンネル入り口まで行きます。

いずれもトンネル自体は308メートルなので短いですが、トンネルに着くまでちょっと時間が掛かります。豊田市小田木町側の方が国道153号線からトンネルまで道のりが長く、道も狭い印象です。

多分、トンネルを走るより、このトンネルへ行くまでの狭い道を抜けるのが大変だと思います。ドライブイン伊勢神辺りから車で走って旧伊勢神トンネルを通り、連谷町へ抜けるドライブ情報を撮影したので、良かったらその道を狭さを確認して下さい。

旧伊勢神トンネルを通りました

旧伊勢神トンネルはどんな感じかなと思って通ってみました。国道153号線長野県側から走っていて、旧伊勢神トンネルへ入ろうと思いました。でも新伊勢神トンネルを走って、通り過ぎていることに気づきました。それで、新伊勢神トンネルを通り抜けてから、ドライブイン伊勢神手前を曲がって、旧伊勢神トンネルへ向かいました。

新伊勢神トンネルは交通量がたくさんありましたが、旧伊勢神トンネルへ向かう道は全く車とすれ違いませんでした。ですが、旧伊勢神トンネルへ入る道で歩いている人を見かけました。まさか歩いてあの旧伊勢神トンネルへ入ったかもしれません。

旧伊勢神トンネルへ入った所
旧伊勢神トンネル内です。他と違いますね。

入口に「対向車注意 すれ違いできません」と表示がありました。確かに、トンネル内では車一台分しか通れません。向こうから車が来たらどうするんでしょう?

走って旧伊勢神トンネルへ入り始め、おーと思いました。そして、トンネル照明の少なさ。近代的にLEDライトのようでした。

文化財だけあってとても情緒があります。道路というより歴史的建造物の中を走っている感じで、他のトンネルとは違いました。あっという間にトンネルは抜けてしまいました。308メートルなので、あれ?終わりという感じです。

近くの小田木町展望スポットも寄ってみました

旧伊勢神トンネルを抜けて7分ほど走ると小田木町展望スポットがあります。ここも寄ってみました。国道153号線沿いにこんもりした木々がある所から入る道があります。このスポットから小田木町のほのぼのとした風景が広がります。

小田木町展望スポット
国道153号線沿いにある小田木町展望スポット。

場所はここです👇。153号線沿いにあります。

小田木町展望スポット
国道153号線沿いにある。

スポットとして見てみると、本当に昔からあった日本の風景が広がります。紹介してくれていなければ、気がつかない田舎の風景ですが、整えられた田園や家々が広がります。

きれいで整えられた田んぼがあり、そこに生活を営む家々が並ぶ。

旧伊勢神トンネルへの地図

旧伊勢神トンネルへの地図

国道153号線を通る車が多いのです。ちょっと横道にそれて、この歴史的建造物に一度足を踏み入れてみるのはいかがですか。昔風のきれいなトンネルです。

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