信玄塚近くの池の平亀甲岩 -亀の甲羅に似た玄武岩

池ノ平亀甲岩どこにある？

信玄塚の近くに亀甲岩があります。信玄塚に行った時にこの近くに亀甲岩があるよって言われ、寄ってみました。

この池ノ平の玄武岩は、1500万年から950万年前の新生代第三紀中期から後期のもので、割れ目が極めて模式的で学術的で価値のあるものらしいです。亀の甲羅に似ているので亀甲岩と呼ばれています。

英語だとこれ、Ikenodaira Turtle Shell Rock。日本語では、「いけのたいらのかめのこういわ」と言うらしいです。でも通称で、「いけのだいら」って言ってしまいます。私たちだけかな？

こんな貴重な根羽村の天然記念物が、山道にあってなかなか訪れる人は少なくないのではと心配していました。でも池ノ平亀甲岩がある先に、三国山へ向かう道があるようです。そのため、登山で訪れる人もいます。みんな知ってますね。

この三国山は、愛知県、長野県、岐阜県の県境にあります。何とちょうどの位置、なのに登山の紹介では岐阜県恵那市の三国山ってなってますね。機会があったら、山登りに行ってみたいです。今は手のリハビリ中なので登山は控えています。

タイトルでは分かりやすく信玄塚近くとしました。信玄塚から位置的に割と近いですが、池ノ平亀甲岩へ行くのに、国道153号線沿いの信玄塚から登って行くのは、途中から道が狭く厳しいです。

パートナーのりんりん君は、昔、池之平ワンダーランドのオートバイレースや練習へ何回か行っていました。信玄塚からでも何回か行ったことがあるので、この道のりは難なく行けます。でも普通はこちらから行くのは道がせまいのでお勧めできません。

お勧めの道 ⇒ 愛知県豊田市大野瀬町から長野県下伊那郡根羽村の国道153号を走ります。県道101号線、月瀬上矢作線へ登る道へ入り池の平ワンダーランドの方へ行きます。（下の地図）そこから亀甲岩と池ノ平亀甲岩へ行けます。

ところで亀甲岩の場所と、池ノ平亀甲岩の場所はちょっと離れています。亀甲岩が最初にあり、その先に池ノ平亀甲岩があります。最初の亀甲岩を見たら、もうちょっと進んで見てください。

私たちは池ノ平亀甲岩がある道をそのまま道なりに国道153号線へ抜けようと走って行きました。でも道が険しくなったので途中で引き返しました。後から知ったのですが、その道は途中から車は通行止めのようでした。登山道はあるようですよ。

実際この天然記念物である亀甲岩へ行ってみました。道を登って行ったら、最初に亀甲岩が並んでいる場所がありました。ここですね。

見事な亀の甲羅のような玄武岩です。大きいです。ここは草も刈ってあってきれいで明るいです。亀甲岩がいくつかありました。

その後、池ノ平亀甲岩がある場所へ行ってみました。こっちは明るさがあまりなく、亀甲岩も一つあるだけだったと思います。道もせまいですし。こちらには池ノ平亀甲岩の説明の看板がありました。

池ノ平へ行ったら寄ってみたい場所です。1000万年前のものがこんなにきれいに残されているなんて素敵です。

池ノ平亀甲岩への地図(手前にあるのが亀甲岩がいくつかある所）

近くを通ったらちょっとこの地球の歴史を残している亀甲岩を覗いてみてはいかがでしょうか。ここに来る間、お勧めの道を通ると池の平を抜けるので、そこはちょっと高台で景色もきれいですよ。