2024年12月10日ー豊橋市でニホンカモシカに遭遇
秋からだんだん冬になっていく模様の現在、愛知県の東三河では例年よりちょっと遅く紅葉しています。この紅葉の山登りで富士山を見ようということで、愛知県と静岡県の県境にある神石山へ登山をしました。
その帰り道、びっくりしたことがありました。愛知県豊橋市の神石山から下山中にニホンカモシカに遭遇しました。場所は、神石山の登山道から手洗方面へ降りていく、神石山自然歩道です。途中に林道があり、更に神石山自然歩道へ降りていく道で出会いました。
出会った場所
愛知県豊橋市-神石山自然歩道の林道を過ぎてから
最初に主人のりんりん君が歩いていました。何か動物がいるということで、止まってじっとしていました。後ろを歩いていた私はその黒い物体からいのししかと思いました。遠くてあまりよく分かりませんでした。
りんりん君は大きい体をしてるけど、何か分からないと言って写真を撮りました。それがこの写真です。遠かったので、写真は少しぼやけています。
後で家で調べたら、ニホンカモシカだと分かりました。
ニホンカモシカは動かずじっとしていました。長い間遠くからこちらをずっと見つめていました。私はすぐに引き返そうと後ろに下がりました。りんりん君は遠くから見つめていましたが、全然動かないのでやはり引き返しました。やっと山から降りてきてもうちょっとという所でした。大分疲れていたので引き返すのはちょっと残念でした。
でも、引き返して良かったと思います。帰ってネットで情報を調べたら、ニホンカモシカに遭ったら、そっと引き返す方がよいようです。半年ぐらい前の豊橋での目撃情報のネットニュースも見ました。
カモシカ、豊橋の市街地で相次ぎ目撃 「近づかないで」過去には死亡事故も
出典:中日新聞Web
以前、粟ヶ岳(あわがたけ)(静岡県掛川市)でニホンカモシカに遭遇しました。その子はすぐ逃げて行きました。でも今回のニホンカモシカは大きくて、全然動かなかったということです。皆さんも気を付けてくださいね。
ニホンカモシカとは
ニホンカモシカは国の特別天然記念物に指定されています。比較的おとなしいようです。
ですが、注意点としてこのような情報を見ました。
- 人に危害を加える動物ではないが、向かってくることもある
- 道をふさがない。正面に立たない。
- 興奮させたり、騒ぎ立てたりしない。近づかない。
- 静かにそこから去る。そっとしておく。
豊橋市や近郊にもニホンカモシカを見た情報はあるようです。でも狭い登山道で出会ったから、ちょっと気持ちパニックでした。
登山ルート
参考に登山へ行ったルートは
- 葦毛(いもう)湿原 ⇒ 雲谷山 ⇒ 船形山城址 ⇒ 神石山へと向かう
- 神石山 ⇒ 雨やどり岩 ⇒ 大岩へ向かう
- 大岩からUターン
こういうコースの予定でした。行きはその予定通りの道を行きました。でも帰りは、道を間違えてしまいました。再び神石山に戻り、手洗方面へ早めに下山する予定でした。その途中でニホンカモシカに出会い、ルートを変更しました。そのため帰りは思ったより時間が掛かりました。
帰りの実際のルートは
- 大岩 ⇒ 雨やどり岩 ⇒ 神石山 ⇒ 間違えて梅田登山口の方へ
- らくだ岩を過ぎた付近で気付く ⇒ 引き返し神石山へ ⇒ 普門寺/葦毛湿原の方へ
- 途中「手洗方面へ下る」の看板より神石山自然歩道へ ⇒ 林道を横切る ⇒ 神石山自然歩道
- 下っている最中にニホンカモシカに出会う ⇒ また林道まで戻る
- 林道を歩いて普門寺自然歩道を発見し、そこから下山
岩崎町の手洗池付近で普門寺自然歩道の入口まで戻れました。そこから 葦毛湿原駐車場まで30分ほど歩きました。夕方暗くなる前で良かったです。
神石山から富士山は見えた
神石山へは午前中に行ったので、富士山は見えました。久しぶりに富士山を見たので来たかいがあったと見入っていました。
でも、今回は3回ほど神石山を通りました。午前中、帰りのUターン、間違えて引き返した時です。富士山は午前中しか見えませんでした。後は、雲で隠れていました。
今回は神石山へ登山へ行った記事というより、ニホンカモシカに出会ったことを特集しました。この辺りでは目撃情報もあるようなので、登山中に出会うかもしれません。もし出会っても、落ち着いて行動することが大切ですね。この記事が少しでも役立ったらいいです。
神石山へ行った詳細は次の記事です。