富士山を見るための低登山計画
富士山を見ようと初心者向けの山登りをしようとしました。葦毛(いもう)湿原から登れる山を考え、神石山を目指そうとしました。神石山から富士山が見られるという情報を知ったからです。
それで、12月に低登山を試みました。コースはこちらです。
- 葦毛(いもう)湿原 ⇒ NHK中継所 ⇒ 船形山城址 ⇒ 神石山へと向かう
- 神石山 ⇒ 雨やどり岩 ⇒ 大岩へ向かう
雨やどり岩と大岩は、神石山からもうちょっと行けそうだと考え、後から付け加えました。
ところでこの神石山登山の帰りにニホンカモシカに遭いました。ちょっとびっくりしたのでこの前に記事に書きました。そちらも合わせてご覧になってください。
葦毛(いもう)湿原とは
葦毛(いもう)湿原は、愛知県豊橋市岩崎町にある湿原で、近隣の石巻山周辺から愛知県の石巻山多米県立自然公園に指定されています。また2021年10月11日から国指定天然記念物に指定されています。
位置は愛知県の東側で、静岡県湖西市と神石山など周辺の山々で県境となっています。ここは弓張山地の標高60~70メートルの緩やかな斜面に広がっている湿原です。土壌は薄くて、地表面を常に水が流れているという特徴を持つ湧水湿地(ゆうすいしっち)です。葦毛(いもう)湿原は、花の百名山に選定されています。
※引用:豊橋市教育委員会
葦毛湿原第一駐車場地図
神石山とは
神石山は、愛知県と静岡県の県境にある湖西連峰の中で主峰の一等三角点があります。また弓張山地(ゆみはりさんち)の南域に位置します。神石山から南西に延びる稜線やその西麓の葦毛湿原を中心とする山域が、新・花の百名山に選定されています。神石山は標高324メートルです。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』弓張山地
山頂には見晴らし良くベンチが据え付けてあって、浜名湖や周辺の町が広がりが一望できます。太平洋もよく見えて絶景です。また東側に天気が良ければ富士山が見えます。
神石山からの富士山の画像は前回の記事の最初の写真をご覧ください。
神石山を目指して登山
出発は葦毛(いもう)湿原から
葦毛(いもう)湿原第一駐車場に車を停めて、そこから出発しました。葦毛(いもう)湿原にはたくさんの植物などの案内の看板が設置されています。訪れたのは火曜日だったのですが、たくさんのボランティアの方が環境整備をしていました。湿原へ入る手前で親切なボランティアの方たちが冊子の案内など気軽に話しかけてくれました。
葦毛(いもう)湿原に入って行きました。湿原内は木道になっていてそこから降りることはできません。湿原内には絶滅危惧種の植物がたくさんあるので保護活動が啓発されています。
葦毛湿原を少し歩いて登山道へ行きました。ここでどこから登って行ったらいいか葦毛湿原のボランティアの方に聞いたら、とても親切に教えてくれました。お仕事中なのに感謝です。少し急な登りになっている登山道から行きました。NHK中継所に向けて進んで行きます。
NHK中継所へ
登山道を歩いて行くとNHK中継所がありました。
更に少し行くと景色が広がります。雲谷山があり、そこから富士山が見えました。神石山へ着かなくてもここで見れてちょっと感激しました。
船形山城址
船形山へ行く時、船形山コルを通り過ぎました。この後も他のコルを通り過ぎます。神石山への登山道はアップダウンして、ずっと登っているわけではないです。帰りはこのために大変疲れました。
※コルとは尾根のピークとピークを結ぶ稜線で、標高が最も低くなった場所のことです。
船形山城跡を通り過ぎました。特に景色は見えませんでした。でも、この船形山城は歴史的に重要な場所だったようです。
舟形山城は、三河、遠江国境線上にあり、交通の要衛にあたっていたところから、戦国時代には今川氏、戸田氏、松平氏の交戦場となった。なお遺構は、約六百平方メートルの本丸址、東西の端を区切る空堀、本丸西崖下に長さ四十メートルの帯状に広がる腰曲輪等が代表的なものである。
※曲輪(くるわ)とは、城の内外の土塁、石垣、堀などで区画した区域。腰曲輪は防御力強化の目的で本丸などの回りに配置されたもの。
引用:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』曲輪
※浜松のホテルです。便利で割とお値打ちなのではと思います。
神石山へ到着
神石山へ着きました。着いた時に写真を撮った時間が11時13分でした。葦毛湿原第一駐車場で写真を撮った時が9時14分でしたから、駐車場から2時間ほどかかりました。でも葦毛湿原で話したり、景色の良い所で写真を撮ったりしているので、それほど時間が掛かってない感じはしました。