新豊根ダムとは
愛知県の最北東にある豊根村にあるダムです。ダムの高さは116.5メートルです。ちょっと圧倒されます。昭和43年や昭和44年に大入川流域で大きな水害があり、色々な経過があり昭和48年に運用されたようです。
新豊根ダムは大入川にあるダムでダム湖はみどり湖と呼ばれます。新豊根ダムのある大入川は大千瀬川へ行き、天竜川へと流れていきます。
新豊根ダムの近くに、天竜川にある佐久間ダムがあります。地理的には近いのですが、現在車で近いルートを通って行くことができません。
余談ですが、新豊根ダムがある愛知県北設楽郡豊根村は、人口が982人(2024年10月現在)の村で、村の9割以上が山地となっています。
調べたら、この村では手厚い移住支援もあるようです。30年住んだら無償で家が持ち家になる制度があるようです。えーと思いました。都会では考えられないことでしょうね。まず、美しい自然がいっぱいの愛知の山間地を訪れてみてはいかがでしょうか。
新豊根ダムへのアクセス
国道151号線、北設楽郡豊根村で豊根村役場の看板から県道428号線に入ります。県道428号線を道なりに走って行きます。そのまま走っていくとみどり湖の看板が見えます。看板のように真っすぐ走って行きます。だんだんと道が狭くなり川沿いを走って行きます。
大入川沿いには所々足を停めれるような公園があります。この川がだんだん太くなりみどり湖になっていきます。行ったのは8月だったんですが、紅葉の時期はきれいな色を出しているかもしれません。
県道428号線から橋を渡って429号線と合流します。橋を渡ってから新豊根ダムの看板方向へ行きます。みどり湖の北側を走って行くと、新豊根ダム公園があります。
その向こうに新豊根ダムがあります。ダム手前に小さな駐車場があります。この辺りは車を停めれそうな所がたくさんあります。
新豊根ダム公園の近くにトンネルがあります。そのトンネルから抜ける県道429号線は現在通行止めで通ることができません。トンネル前には通行止めと分かる鉄のバリケードが設置してありました。これはかなりの期間通行ができないのではと推測されます。
新豊根ダムへ行ってみた
新豊根ダムへ行く道、国道151号線から県道428号線を通っている間にトンネルがあります。黒川トンネルというようです。鬼のような絵がありました。
そこを出ると、なぜかトイレがあります。きれいなトイレで、トイレに行きたかったのでちょうどよりました。
道を走っていくと、大入川周辺やみどり湖沿いは自然を見て楽しめる所がたくさんあります。県道428号線から大入の郷のかわいらしいバンガローのような建物が見えます。
新豊根ダムへ近づいていくと、山肌が近くて迫力がありました。新豊根ダム公園へ行ってちょっと散歩しました。せっかく設備された公園ですが、それほど訪れる人も多くないのかなという印象です。
新豊根ダムへの道がみどり湖の北側だけなので不便なのかもしれません。佐久間ダムから近いルートが開通すればダムつながりで行くことができるのにと思いました。
新豊根ダムへ近づくと、展望台があります。ここを上ってみました。
展望台からはダムの高さの迫力を感じます。非対称放物線ドーム型アーチ式コンクリートダムと言うようです。確かにアーチ型をしていました。
ダムの道を歩いてみました。あまり水が放水してなくてダム湖であるみどり湖の水は保ったまま、わずかな水量が流れていました。
ダムを歩いて行くと向こうの先までは行けず通行止めになっています。通行止め手前まで歩きましたが、この山々の自然と融合したダムの迫力を感じました。
新豊根ダムへの地図
新豊根ダムへの地図
新豊根ダムへは初めて行きました。水量は少なかったですが、アーチ型のダムの形と自然が迫ってくる迫力を感じました。整備された公園もあります。また水量がありそうな時に見たいなと思いました。